セグメント別情報

最新データ更新: 2020年6月

資源セグメント

当社資源事業は1690年に発見された別子銅山にさかのぼります。そこで培われた技術は1983年開坑の菱刈鉱山に受け継がれました。菱刈鉱山は世界でも有数の金鉱山として、多くの金を産出しております。
さらに、海外鉱山開発にいち早く取り組んでおり、世界各地において自社探鉱や開発案件の調査を進めています。
今後も菱刈鉱山の安定操業に努めるとともに、銅・ニッケル・金の資源開発を積極的に推進していきます。

当期(2020年3月期)業績概要について

  • セグメント利益は銅価格の下落などにより前期を下回りました。
  • 金では、菱刈鉱山(鹿児島県)は順調な操業を継続し、販売鉱石の含有金量は計画通り、前期並みの6トンとなりました。
  • 銅では、モレンシー銅鉱山(米国)の生産量は、カソード生産の好調などにより前期を上回りました。セロ・ベルデ銅鉱山(ペルー)の生産量は、給鉱品位の低下などにより前期を下回りました。シエラゴルダ銅鉱山(チリ)の生産量は、鉱石処理量の増加および給鉱品位の上昇などにより前期を上回りました。

製錬セグメント

国内では愛媛県の東予工場(銅)・ニッケル工場(ニッケル)、海外ではコーラルベイニッケル社(フィリピン)・タガニートHPALニッケル社(フィリピン)などを拠点として、世界最高水準の技術で高品位の金属素材を生産・販売しています。また、金属製錬は環境に対し負荷を与える事業でもあるため、CO₂などの排出物質をさらに少なくすることをめざして技術開発を行っています。

当期(2020年3月期)業績概要について

  • セグメント利益は、銅価格は下落したものの、ニッケルおよび金価格が上昇したこと、また、太平金属工業株式会社の事業撤退に伴い土地と建物を売却したことによる売却益などにより、前期を上回りました。
  • 銅では、定期炉修により東予工場(愛媛県)での電気銅の生産量は前期を下回りました。
  • ニッケルでは、コーラルベイニッケル社(フィリピン)の生産量は、設備トラブルなどにより前期を下回りましたが、タガニートHPALニッケル社(フィリピン)の生産量は、前期と比べ操業状況が改善したため前期を上回りました。ニッケル工場(愛媛県)での電気ニッケルの生産量は前期を上回りました。播磨事業所(兵庫県)での硫酸ニッケルの生産は過去最高を記録しました。

材料セグメント

半導体材料・機能性材料として多種多様の金属がさまざまな用途で使われています。電子回路としての銅、コンデンサに使われるニッケル粉、液晶画面に使われるインジウムなどです。当社では1960年から材料事業を展開してきました。培われた技術で金属をさらに最先端製品に加工し、顧客ニーズにマッチした形で提供しています。

当期(2020年3月期)業績概要について

車載向け電池材料では、2017年度から磯浦工場(愛媛県)で増産投資を行ってきたニッケル酸リチウム(NCA)の4,550トン体制が完成し、需要の増加を背景としてフル生産を継続、販売量は増加しました。また、ニッケルマンガンコバルト酸リチウム(NMC)も販売を拡大させています。しかしながら、在庫評価影響による悪化に加え、粉体材料の販売量の減少および結晶材料における顧客の在庫調整などにより、セグメント利益は前期を下回りました。

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